飯塚雅弓バースデーライブ

横浜ランドマークホール
昼夜ともに観覧
毎年、楽しみでしょうがなかった恒例のバースデーライブ。今年は複雑な気持ちでむかえました。
場内はいつもの階段状の座席じゃなくて、フラットな床に椅子がならべてあります。私は比較的、前の方なのでよかったのですが、後ろの席の方はちょっと見づらかったのではないかと推察。
ゆったり目の曲を中心に歌い上げるまーちゃんを座ってじっくりみつめていると、色々な思いがこみ上げてきて涙があふれてきました。コンサート観ていて泣いちゃうなんてね、生まれてはじめてですよ。今でも私はこの人の歌が大好きです。

今日のまーちゃんはよく歌えていて、その点では文句なし。
だけど、本編11曲+アンコール2曲。時間にして90分は短すぎ。
他にも過去のアルバムから1曲ずつ歌うと言って置きながら、本編では『∞ Infinity ∞』収録曲を歌わなかったり、福袋と称して過去の売れ残りグッズを売りさばいたり、昼は大・小あった模様のその福袋が夜は小のみの販売だったり(おそらく夜に残しておいて、売れ残ったら困るので昼に全部出したのでしょう。中身がわかったら売れないと思ったのかもしれません。いずれにせよ、夜のみ参加の客のことなどはなんにも考えてないのでしょう)、プレゼント付とのことで通常ツアーより1,000円も高いチケット料金を取りながら、肝心のプレゼントがファンを馬鹿にしたような写真が1枚だけの卓上カレンダーだったりといったところは残念。
そんなセコいことしなくたって、どんなにチケットが高くたって観に行くし、CD10枚買ってくれっていうんならいくらでも買うのにね。どうして、自ら信頼を失うようなことをするのか。やっぱり悲しいのです。
後、酷いのがキーボードの宅見将典。彼はメンバー紹介の時に手品を披露するのですが昼の部では、どうということもないスプーン曲げ。最悪なのが夜にやった千円札を細かくちぎって「これを銀行に持っていくと元に戻ります」というネタ。ジョークを飛ばしながら実際はマジックを完成させるナポレオンズ風の演出ではなく、本当にちぎっただけ。ものすごく不快。宅見くん、君の手品はとても人前でできるようなものではありません。楽屋内か、せいぜいキャバクラででもやっててください。