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『街の灯』北村薫

街の灯 (本格ミステリ・マスターズ)

街の灯りなら堺正章。この本のタイトルはチャップリンの名作から。
舞台は昭和7年。女子学習院で学ぶ士族令嬢『わたし』による一人称で綴られます。
いつもどうりの北村薫の主人公。この設定は現実離れしている分だけ、逆にリアリティを感じられる。
巻末のインタビューもなかなか面白い。