純情きらり

キヨシは桜子が縁談を受けると期待してたのかな。いくらなんでも馬鹿すぎるよ。山長の女将さんの権威があれば大丈夫だとでも思ってたのかな
うわっ、女将さんのせいにしてる。見掛けによらず情けない男だ
「家の格が違います。自分でわからんのかねぇ全く。無職のフーテンとくっついた姉さんと前科者の姉さん。そんな兄弟が居って、その上カフェで女給をしとるような娘と誰が好き好んで」女将さんの言うことはもっともだ
おじいちゃんも面と向かって言われたら腹が立つだろうけど、全部事実だからな。杏ちゃんはともかく、笛子と桜子は身から出た錆だもんな。他人からそのくらい言われる覚悟してなきゃいけないよね
そっか笛子さん妊娠か、桜子もおばさんか
「杏姉ちゃん、結婚ってやっぱりみんなに祝福されてするもんだよね。いいなぁ笛姉ちゃんは」いや、冬吾の家には祝福されてません
おお、遂に達彦プロポーズ「おふくろは反対っすると思う。だけど、お前のことは俺が護る」こういうこと言う人が相手を護れた例がない
達彦、召集令状か。昭和15年の段階で、跡取りもいない大味噌蔵の当主が召集されちゃうものなんでしょうか