純情きらり

桜咲き誇る季節、桜子と達彦の結婚式が山長で執り行われました
たね夫婦も親戚筆頭で臨席
「ちょっと待ったー」「桜ちゃん、俺と結婚してくれ」「ははは冗談だ、冗談」キヨシ阿呆すぎ
「ちょいと、待って」駆け込む磯。「汽車が一時間も遅れたもんで」有森家から桜子を送り出すときに居ないからおかしいとは思ったんだけど、汽車の遅れも斟酌せずに時間通り式を始めるみんなも薄情
「待ってくれー」「一言だけ言わせてくれ、東京でジャズやろう」時をわきまえない秋山
酷い結婚式です
無礼講ではいつの間にか白粉を落とし、ドレスに着替える桜子。この時代にこんなお色直しってあったんだろうか
「おばさんねぇ、今まででいっとう幸せ」磯おばさんも鮎川さんと結婚するんだわ。はいはい、おめでとおめでと
その夜徳次郎は安らかに旅立ちました。げっ