純情きらり

完結後の感想
モラルの低いドラマでした
序盤の上京編でのマロニエ荘住人の犯罪行為が微笑ましいエピソードの様に描かれたり、ヒロインが偽易者のサクラを嬉々として引き受ける場面には暗澹たる気持ちにさせれれました。一昔前の様に勧善懲悪がすべてではないとは承知してますが、NHKがこれでいいのかなと感じていました。近年の日本におけるモラル崩壊、受信料なんか払はないで済むなら払わないでいいやという考え方が増えてきているのも当然かと思わせる内容でした
視聴者はミスリードするために「達彦は死んだ、私にはわかる」などと、かねに言わせたり、一線を越えなかったとはいえ、桜子と冬吾の不倫を匂わせたりには、情けない気持ちにさせられました
ラストでヒロインが亡くなるに至ってはもう勘弁しれくれと
波乱にとんだ桜子の人生をつまらないものとするのにも違和感。太平洋戦争前後のこの時代、小学校を出ただけ、東京なんか行ったこともないなんて人が大勢居たんじゃないかと思うのですが
そんな不満を抱えながらも、ほぼ毎日、放送当日に視聴し、毎回感想を書けたのは主演の宮崎あおいの魅力と徴兵されるまでの達彦、そして杏ちゃんこと井川遥のおかげでした。すっかり井川遥ファンになった今では北京紀行番組などを嬉々として見ています
まあ、大河もあるし、あおいかわいいよあおいってことで