純情きらり

「杏ちゃんはいつだってそうなんだよ」あー笛子、笛子。そげなこと言うんでねぇ。
「お前と同じように、杏ちゃんも自分のすてきたことに誇りさもってる」またいいことを言う冬吾。この人、自分には甘いくせに他人にはやたら手厳しい
「私、警察行ってくる。杏姉ちゃん連れて帰ってくる」あいかわらず無鉄砲な桜子。笛姉ちゃん、冬吾さん、それこそ止めてあげてください。容疑は治安維持法ですよ、わかってんのかな
警察ではちあわせた達彦としみじみ語りあう桜子。そんな場合じゃないと思うのですが、これが恋する二人の為せるわざ?
なんで、かねさんに頼むんだろう。普通最初から達彦に頼むんじゃないかな、今は達彦が当主なんだから
「最低だよ、松井かね」桜子それは逆恨みだよ
身内のに思想犯を出して、桜子も勇太郎も普通に官学に入学できるものなのだろうか
冬吾の置手紙はオリジナル?それともなにかの引用ですか?いずれにしよ訛っててよく意味がわからないよ